本設備は、地域から発生する木質バイオマスや廃棄物系バイオマスの利用促進を目的として、市内から発生した「刈草・剪定枝」を原料とし、木質ペレットを製造します。製造された木質ペレットは、石油や石炭等の化石燃料の代替えとして、ボイラーやストーブなどの燃料として使用されます。
受入れた原料は1次破砕されその後ペレット製造施設に搬入され、施設内では以下のフローで木質ペレットを製造し、木質ペレットを出荷します。
主要機器は、一次破砕機、定量供給機、二次破砕機、乾燥機定量供給機、乾燥機、粉砕機、成形機、冷却機、製品サイロ、フレコン詰め装置、袋詰め装置から構成されます。
本設備の特色は、木質ペレットの製造に適した乾燥設備・成形設備です。木質原料は、水分が高くそのままでは成形に適しません。そこで乾燥設備にて成形に適した水分・サイズに処理します。
この乾燥機の熱源は、木質ペレットを使用しますので再生可能エネルギー利用で乾燥されます。
乾燥された原料は、成形設備に移送され木質ペレットが製造されます。
製造されたペレットは、フレコンバック(500kg)又は、小袋(10~20kg)に袋詰めされ、出荷されます。
刈草・剪定枝を原料とする。
原料を一次破砕機で粗破砕します。
粗破砕した原料を投入します。
原料を成形に適した粗度に粗破砕します。
原料を一時的に貯留します。
設備内で製造したペレットや未完成品を燃料として乾燥用熱風を発生させます。
高水分の原料を成形に適した水分に乾燥します。
成形に適した粒度に粉砕します。
原料を成形機に定量供給します。
前処理された原料からペレットを製造します。
製造されたばかりの高温ペレットを、外気温程度まで冷却します。
ペレットを、製品と未成形品に篩わけします。未成形品は、熱風発生炉の燃料になります。
選別されたペレットを一時的に貯留します。
ペレットをフレコン詰め小袋詰めします。
木質ペレット
福知山バイオマス事業協同組合
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